2024年 4月 27日 (土)

夫の年収3500万円専業主婦...働きたい理由「自分磨き」は贅沢? 「ぐうたら生活むなしい」で大炎上! 専門家に聞いた(2)

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「働きながら勉強するという方法もある」

――ほかに、投稿者がさまざまな資格を持っているので、「資格の取得や大学で学び直してはいかが」という親身なアドバイスもありました。

川上さん「ボランティアを勧める声と同様に、とても参考になるアドバイスだと思います。投稿内容を見ると、『自分を磨き、本当の意味で自分に自信が持てる』ことが、投稿者さんにとって再就職を目指す目的の大きな部分を占めているようです。
資格取得や大学での勉強などさまざまな可能性に目をやり、自分をさらに磨き自信が持てる状態をつかみ取れるよう、視野を広げられてはどうかと思います。
その際に、必ずしも次のアクションをひとつに絞る必要はありません。まずは気になる仕事を始めてみて、働きながら勉強する方法もあるはずです。
悩まれているのは、投稿者さんご自身の生き方の選択についてです。既成の枠にとらわれることなく、思い切って選択肢を洗い出してみればいいでしょう。選択肢を洗い出す際に、ワガママなどと思う必要も、誰に遠慮する必要もないはずです」
大学に入って勉強しようかな(写真はイメージ)
大学に入って勉強しようかな(写真はイメージ)

――ただ、その際、夫の姿勢が問題ですね。家から絶対に出したがらないようで、投稿者は「理由は浮気の心配かもしれない」とにおわせています。

川上さん「夫には夫の望む妻の姿や状態があるのでしょう。人生を共にしている以上、夫の理解を得ようと努める必要はあると思います。
夫は、投稿者さんが働くことには反対で、束縛の強い人のように見えます。でも、浮気の心配も含めて投稿者さんを大切に思っている裏返しでもあるように感じます。
しかし、投稿者さんの人生は投稿者さんのものです。夫は夫で、人生のパートナーが何を望んでいるのかに耳を傾ける必要があるはずです。投稿者さんご自身の率直な思いを夫と共有し、夫に応援してもらいながら実現できるような方向で話し合うことができればと願います」

――川上さんなら、投稿者にどうアドバイスをしますか。

川上さん「投稿内容を見る限り、投稿者さんの中で、やりたいことがまだボヤケていて、情報が不足しているように感じました。まずは、意思決定をするために必要な情報収集に集中されたほうがよいと思います。
情報不足のまま夫と話をしても、相手も話に説得力を感じず、単なる思いつき程度に思われてしまう可能性もあります。今回の投稿自体も情報収集手段として、とても有意義だと思います。
たとえば、求人情報をのぞいたり、再就職セミナーに参加したり、ボランティアなど気になる活動に顔を出したりと、可能なことから行動を起こす。そのなかで、ボヤっとしていた希望が、よりクリアになっていくことと思います」
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