【2020年卒~2023年卒】出版不況なんのその...講談社、集英社がランクイン
【2020年卒~2023年卒】
4年連続で伊藤忠商事が首位を獲得した。味の素やアサヒ飲料など「食品」も高い人気を誇っている。任天堂が、2021年卒9位、2022年卒6位、2023年卒5位にどんどん順位を上げており、「ゲーム」がこの3年間で人気を伸ばした。
最新の2023年卒の「人気企業ランキング」は、4年連続首位を更新中の伊藤忠商事に続き、2位に講談社、3位に集英社がランクインしたのが大きな特徴だ。「出版不況」と言われ続けた出版業界だが、漫画・アニメブームにあわせて、ビジネスのデジタル化が進んでいる。漫画コンテンツのデジタル化により、とくに漫画に強い出版社が成長軌道に乗ったことが人気を集めた要因だ。
一方で、業績が好調な「小売り」のイオングループも、2022年卒から順位を1つ上げ9位に入った。コロナ禍で「巣ごもり消費」や「ステイホーム」を支える企業が、引き続き支持を集めていることがわかる。
最新の「2023年卒対象 就職人気企業ランキング」の調査は、2021年4月1日~2021年10月31日まで、2023年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象にアンケートが行われた。有効回答は8249人だった。