2022年 7月 6日 (水)

「安全でおいしい水」をいつでも、どこでも! 世界で初めて空気から水を生成した「IZUMIせせらぎ」【SDGs大学レポート】

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

一日に約100リットルの水を作る装置

空気から水を生成する「IZUMIせせらぎ」は大量の水を必要とする場面で大きな力を発揮するはずだ
空気から水を生成する「IZUMIせせらぎ」は大量の水を必要とする場面で大きな力を発揮するはずだ

   現在、IZUMIせせらぎは、次のステップへ一歩踏み出している。それは、産業用の水を一日に約100リットル作る大型製水機の開発で、大量の水を必要とする場面で大きな力を発揮するはず。たとえば、災害時にトラックに積んだ移動用の製水機は、水耕栽培や水槽、養殖、屋上庭園や、この装置の特性を逆に生かして、湿気を嫌う工場などの設置でも有効で、その活用はこれからも増えていくとみられる。

   また、水の性質を生かした新たな飲料水やコスメ商品なども考えられるかもしれない。

   そもそも「IZUMIせせらぎ」は、取締役の石川佳照氏がインドで安全な水を得ることの難しさの実体験がきっかけで研究、開発され、製品化された。 空気から水を作ることは、凄いイノベーションが起きたことだ。しかし、この取り組みが凄いのは、今後の水の供給において、水道インフラを用いない、社会的な仕組みのイノベーションも起こしたことだと考える。

   水道管がなくても、井戸がなくても、自由に水が使える社会になった時、さらなるイノベーションが生まれるのではないか。今後、アイハートジャパンはこれらの知見と技術をオープンイノベーションとして公開し、自社以外の組織や機関とパートナーシップを組み、さらなる発展に向かう、注目したい企業のひとつだと感じている。

(清水一守)

清水一守(しみず・かずもり)
清水一守(しみず・かずもり)
一般社団法人SDGs大学 代表理事/公益財団法人日本ユネスコ協会連盟・ユネスコクラブ日本ライン 事務局長/英国CMIサスティナビリティ(CSR)プラクティショナー資格/相続診断士
日本大学文理学部を卒業。大学では体育を専攻。卒業後、家業である食品販売店を継ぐも新聞販売店に経営転換。地域のまちづくりとして中山道赤坂宿のブランド化を推進した。その後CSR(企業の社会的責任)の重要性を学び、2018年7月から名城大学で「東海SDGsプラットフォーム」として月2回の勉強会を開催中。SDGsを広めるための学びの場として2019年9月に一般社団法人SDGs大学を開校。現在、SDGs認定資格講座やSDGsイベントなどを開催中。
岐阜県出身、1960年生まれ。
一般社団法人SDGs大学
SDGsを広めるために、誰もが伝道師となるような認定資格講座を3段階で設定。SDGsを学ぶきっかけの資格としてSDGsカタリストから始まり、その上位資格としてのアドバイザー資格、さらにカタリストを育成するカタリストトレーナー資格を設け、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsを他人事ではなく、『ジブンゴト』としてとらえ、実践していけるようにSDGsの研究・周知・教育を行っています。校訓として学び・実践・達成・及人を掲げ、物心両面の幸せを追求し、真の『自分ごと』を探求できる学びの『場』として、誰もが参加ができるインラインによる「SDGs大学プラットフォーム」、「SDGsキャンプ」などのセミナー、イベントを提供しています。
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