2024年 4月 19日 (金)

海外売り上げ伸びるキッコーマン 株価もまだまだ上昇!?【企業分析バトル 北海道大学 FiNaancier】

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   こんにちは。北海道大学金融研究会チームFiNaancierのあきぞーんこーのーと中島脩です。今回は、ここ最近の株価の変動を見て、株価が下げ止まりし、また上昇すると思われる銘柄を選ぶことにしました。

   そこで、僕たちが選んだ会社はキッコーマン(2801)です。まずは中島から、企業概要と事業分析を説明します。

  • キッコーマンの株式を買った!(写真はイメージ)
    キッコーマンの株式を買った!(写真はイメージ)
  • キッコーマンの株式を買った!(写真はイメージ)

しょうゆ、北米シェアで2分の1以上

   企業概要をみると、キッコーマンは醤油やみりん、めんつゆ、豆乳などを中心とした調味料、食品の加工、販売を行っている企業です。戦後より北米をはじめとした海外市場への進出も積極的に行っており、近年はアジア地域にも幅を広げています。

   国内ではしょうゆの3分の1、北米市場では2分の1以上のシェアを誇っています。

   次に事業分析に移りたいと思います。2021年度決算の全体の売上高の割合を見ると、売上収益5160億円に対して国内事業が約3割の1500億円、海外事業が残りの7割の約3600億円となっています。ここからも、キッコーマンの海外市場への積極的な姿勢をうかがうことができます。

   現在、国内部門は収益にあまり変動が見られないものの、北米をはじめとした海外部門では、売り上げが徐々に伸びていっていることが読み取れます。海外でもコロナ禍による業務用の調味料などの需要が低下したものの、家庭用商品の売り上げが根強く、特に中国やタイなどのアジア部門での売り上げの伸びが大きく影響したとみられます。

   また海外の食品卸売事業も、コロナ禍での規制緩和が影響して徐々に外食の需要が高まったことで、北米をはじめ欧州、オセアニア、アジアなどで東洋の食品関連の売り上げが伸びています。

   さて、あきぞーんこーのーです。

   まず僕らがキッコーマンを選んだ理由について、説明したいと思います。僕は企業分析バトルで世界にライバルがいない日本の企業と共に戦いたいと考えていました。簡単に例を挙げると、自転車部品と釣具製造のシマノや食品製造の味の素などの世界シェアのほとんどを握っている企業を選びたいと思っていました。

   前回、シマノを購入しようと思っていたのですが、お金が足りなかったために泣く泣く断念したところ1か月後の今、7%ほど上昇していたため、今回こそは自分が本当に買いたい株を購入したいと思って、我らが日本の味醤油においてアメリカで6割のシェアを持っており、世界100か国以上で販売されているキッコーマンに白羽の矢を立てました。

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