2024年 4月 26日 (金)

あなたの働き、「時給」にすると? 「時給8000円以上」の会社はここ!...トップ10に総合商社4社、不動産3社! 1位企業の働き方、社員の生の声は?

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   あなたはいったい時給いくらで働いているか、気にかけたことはあるだろうか?

   時給がなんと8000円を超える企業があることが、転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「Open Work」を運営するOpen Work働きがい研究所が2022年7月27日に発表した「上場企業の時給ランキング2022」でわかった。

   トップ30までの企業の平均時給額は5755円で、東京都の最低賃金(1041円、2021年10月改定)の5.5倍という結果になった。どんな働き方をしたら、こんなに稼げるのか。

  • 自分の働き、「時給」にするといくら?(写真はイメージ)
    自分の働き、「時給」にするといくら?(写真はイメージ)
  • 自分の働き、「時給」にするといくら?(写真はイメージ)

トップ30のうち22社が時給5000円超え

   「Open Work」は、社会人の会員ユーザーが自分の勤め先の企業や官庁など職場の情報を投稿する、国内最大規模のクチコミサイト(会員数は約450万人、2021年12月時点)だ。「待遇の満足度」「20代成長環境」「人材の長期育成」など8つの項目に0~10点で答えて評価、コメントする仕組みだ。

   今回の調査で「時給」を算出した方法はこうだ。まず上場企業の有価証券報告書から平均年収と各社の標準労働時間を調べる。そのデータに、「Open Work」にクチコミで投稿されている平均残業時間(月間)を加えて、年間勤務時間を推計する。年収をその年間勤務時間で割って、「時給」を計算したのだ。

   社員の生のクチコミ情報を使って、企業による公開情報だけでは知ることが難しい、リアルな「時給」を算出したわけだ。

   その結果、1位になったのは中堅・中小企業を対象にM&A仲介事業を行うM&Aキャピタルパートナーズ(時給8810円)だった。以下2位には、大手不動産のヒューリック(8627円)、3位に総合商社の三菱商事(7664円)、4位に同伊藤忠商事(7350円)、5位に同三井物産(7119円)。

   つづいて、6位に精密機器メーカーのキーエンス(6848年)、7位に総合商社の住友商事(6254円)、8位に大手不動産の三菱地所(5990円)、9位に同三井不動産(5846円)、10位にM&A(合併と買収)仲介会社のストライク(5808円)となった=図表参照

(図表)上場企業の時給ランキング2022(Open Work働きがい研究所の作成)
(図表)上場企業の時給ランキング2022(Open Work働きがい研究所の作成)

   トップ10のうち総合商社が4社、大手不動産が3社ランクイン。そして、トップ30のうち22社が時給5000円を超え、トップ30の平均時給は5755円となった。

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