日銀の金融政策修正発表で為替は円高へ、株式市場の重しに...今週の展望は?(12月26日~12月30日)【株と為替 今週のねらい目】

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   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

東京株式市場 軟調な展開か

東京株式市場見通し(12月26日~30日)
日経平均株価予想レンジ:2万6000円~2万7000円

2022年12月23日(金)終値 2万6235円25銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、軟調な展開か。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、大幅続落した。米国を中心に景気の減速懸念が強まる中、20日の金融政策決定会合では、日銀が予想外の長期金利の変動幅を従来の0.25%程度から0.5%へと拡大する金融政策の変更を発表。それにより、日経平均株価は急落、急速な為替円高が進んだ。

   今週の日経平均株価は、引き続き、軟調な展開となりそうだ。

   日銀の金融政策変更を受け、相場の地合いは一変した。日銀は金融緩和政策に変更はないとしているものの、市場には日銀が金融引き締め方向へ政策を転換するのではないかとの懸念がくすぶり続けている。

   また、日銀の金融政策の変更によって、為替が大きく円高に振れたことも、株式市場の重しとなっている。さらに、米国を中心に景気減速懸念が強まっていることも、上値を抑制する要因となりそうだ。

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