2024年 3月 29日 (金)

Z世代、仕事のモチベーション事情...大事なのは「推し」の存在&仕事の達成感! では、やる気が出ない時はどうしてる?

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   「今の仕事で店長を目指しているから」「入りたい大学があるから」「営業部内で成績1位になる」――。こうした長期的な目標を自分の中で立てている1995年以降生まれのZ世代ほど、高いモチベーションを保っているようだ。

   マイナビ(東京都千代田区)が運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」と、Z世代を対象としたシンクタンク組織「Z総研」の共同プロジェクト「はたらきかたラボ」が、Z世代の「モチベーション×働き方」について、リアルZ世代に調査。その結果をもとに「マイナビ転職」の若手社員とZ総研のメンバーが座談会を行い、まとめた。2022年12月23日の発表。

   一方で、モチベーションが「低い」と答えた人からは、「仕事よりプライベートの充実を重視しているから」「思ったように成績が上がらないから」「やってみて自分の理想とのギャップが大きすぎたから」といった意見がみられた。

  • Z世代の仕事のモチベーション事情とは(写真はイメージ)
    Z世代の仕事のモチベーション事情とは(写真はイメージ)
  • Z世代の仕事のモチベーション事情とは(写真はイメージ)

「推しは自分より大変な思いをしているから、私も頑張ろうと思える」

   調査によると、モチベーションに最も影響を与える存在を聞いたところ、「家族」や「恋人」を抑え、「推し」と答えた人が22.0%もいた。Z世代にとって、「推し」の存在は大きいようだ。なお、最も多かったのは「友人」の24.9%。次が、「推し」で22.0%。「自分自身」が20.3%、「家族」の10.2%、「恋人」7.9%と続いた。【表1参照】

あなたの仕事や勉強へのモチベーションに、最も影響を与えてくれる存在は誰ですか?(「はたらきかたラボ」の作成)
あなたの仕事や勉強へのモチベーションに、最も影響を与えてくれる存在は誰ですか?(「はたらきかたラボ」の作成)

   また、具体的にどのような場面でモチベーションに影響したか、と聞いている。たとえば、「先輩」と答えた人からは、

「先輩を見ていると追いつきたくて頑張れるので、先輩が一番のモチベーション。友達は主婦だったり結婚していたりする子が多くて、友達と仕事の話はあまりしないことも影響しているかもしれない」(26歳、社会人5年目の女性)

と「先輩のようになりたい」との想いから、モチベーションを高めているという意見があった。

   また、「推し」と答えた人からは、

「推しのアイドルがオーディション番組出身で、苦労している場面も見ていた。それもあってステージで楽しく歌ったり踊ったりしているところを見ると、推しは自分より大変な思いをしているから私も頑張ろうと思える」(23歳、社会人2年目の女性)

と、推しの存在に励まされて仕事のモチベーションを上げているという。

   SNSの役割も重要なようだ。

「焦りがモチベーションに繋がるタイプなので、Twitterでキーワード検索をして同じ状況の人の投稿を見たりしている。最近だと『卒論』でいろんな人の状況を検索した」(23歳、大学4年生の女性)
「就活がコロナの真っ只中で大学の友人とも会えない中で就活をしていたので、全国の就活生がどんな状況かを知りたくてTwitterで就活ワードを検索して見ることがモチベーションの原動力になっていた」(25歳、社会人2年目の男性)

   このように、リアルやSNSで繋がっている・いないに関わらず、就活生同士など自分と近しい状況の人の発信を、キーワードで検索して投稿を見ることが、モチベーションに繋がった経験があるという人もいた。

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