2024年 4月 24日 (水)

意中の女性に響きやすいのは、どんな「話し方」?【尾藤克之オススメ】

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   最近、自己啓発系の書籍が増えています。しかし、その多くは同じような切り口で新鮮さがありません。今回紹介したいのは、少々前に発売された自己啓発書。良著であることから、ぜひ多くの人におススメしたい一冊です。人間関係をよくする話し方のヒントとは何でしょうか?

『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』(本田晃一著)SBクリエイティブ

人は「価値観」によって結びつく

   人間関係を良質にするには、何が必要でしょうか。ひとつ言えることは、「価値観」の共有です。会社であれば、同じプロジェクトにアサインされたメンバーは、共通のベクトルで結びついているものです。このような場合、価値観を通じた相互理解がしやすいといえます。本田さんは次のように言います。

「ある男性は女性から『理想の父はアニマル浜口』と言われたんだそうです。『気合だ!気合だ! 気合だーっ!』と全身全霊でぶつかってくれる人がいいみたいですね。だから僕は、その男性にこうアドバイスしました。『かなり暑苦しく応援すると、すごくホットな関係になれると思うよ』。どうですか。楽しそうに見えませんか」(本田さん)
「逆に、悲しかった話の場合は次のようにしてください。ここは、共感がポイントです。人はなぜ悲しいのかというと、そばに誰もいてくれないからなんですね。だから、相手が『いてくれようとしているんだ』とわかると、悲しみは癒えていきます」(同)

   相手の気持ちに寄り添っていけば、相手の悲しみや苦悩は癒されていくのです。しかし、この時にやってはいけないご法度があります。何でしょうか?

「『こうすればよかったんじゃない?』と言ってはダメなんです。相手の悲しみの庭に土足で踏み込むようなことはしないほうがいいです。ただただ聞いてあげるだけ。相手の気持ちに深くうなずいて聞いてあげればいいと思います」(本田さん)
「女は共感してほしい生き物、男は認めてほしい生き物。みなさんは、基本的に自分がしてほしいことを相手にしていると思います。基本的にそうすれば、人間関係はうまくいくはずです。でも実は、男と女ではそもそも思考が違うんです」(同)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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