2024年 5月 7日 (火)

ライターとして稼ぎたいなら...先延ばししなければ、成功に近づく?【尾藤克之のオススメ】

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Yahoo!ニュースで高アクセス!

   ひるがえって私(尾藤)の場合は、2010年頃からニュース記事の投稿をはじめた。時事問題や世の中の問題を追及するジャーナル記事が大半だった。ある日、献本された本を紹介したところ、Yahoo!ニュースで高アクセスを記録したことがあった。その時は、一気にamazonで本が売り切れた。「本の紹介でもアクセスが増えるものだ」と私は感心したが、当時は書籍を紹介する人はあまりいなかったのだろう。

   こんなエピソードもある。ある日、某大手出版社から、風水に関する本が送られてきた。著者は台湾で事業を展開している占い師である。ヒアリングをしている際の「台湾では長財布を使ったり、黄色の財布を使うことはない」という主張に、私はピンときた。翌週、「間違いだらけの占いや風水、黄色い財布で金運アップはウソ?」という趣旨の記事を掲載した。その結果、Yahoo!ニュースでアクセス1位を記録し、amazonは即完売となった。

   いまでは、ステマのそしりを受けるかもしれないが、当時は競合が存在しなかったのだろう。とくに、Yahoo!ニュースの効果は抜群だった。アクセスランキングで100回以上の1位を獲得した人も滅多にいないと思う。日々の投稿でネットに精通することもできた。

   その後、出版社や著者から、1日10冊近くの献本が届けられるようになった。誰から聞いたのか事務所にも大量の本が届くようになった。その後、ポストが何回か破損したことがあり、出版社以外の献本を控えてもらうようになった。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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