オレンジ果樹園が発祥だった!? リップルの証券性を占った「ハウイテスト」とは何か?【仮想通貨通信vol.15 前編】

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   こんにちは、ブロックチェーン関連の技術やプロジェクトを調査しています、ブロックスタです! 当コラム【仮想通貨通信】では最先端のちょっととっつきづらかったりする情報をわかりやすくお伝えしていきます!

米国証券取引委員会とリップル社の長期間の訴訟、一部リップル勝訴で話題に

   さて、2023年7月13日米国証券取引委員会(SEC)とリップル社(XRPの発行者)の間で起こっていた3年にわたる長期間の訴訟は、一部リップル勝訴という判決が下りました。

   裁判の内容としてSECは、XRPが証券であると主張し、リップル社が未登録の証券の販売を行ったことに対して同社とその幹部を提訴していました。

   一方のリップル社は、XRPが証券ではなく国際送金を目的として通貨であると反論し、SECの主張は法的根拠がないと主張していました。

   判決では、機関投資家に対する販売が有価証券の取引であった、とSECの主張を認めた一方で、XRP自体は有価証券には当たらないとして、大部分でリップル社の主張を認めました。

   この思わぬ大勝利の結果、XRP(リップル)の価格は大幅に上昇。なんと、前日比70%以上の急上昇。ETH(イーサリアム)など、他の銘柄にも好影響を及ぼし、直近の1週間で多くの仮想通貨が値を上げました。

   さて今回は、裁判の過程においてリップルが証券なのかどうなのかを判別するテストとして注目を集めた「Howey Test(ハウイテスト)」と、その起源にフォーカスしていきましょう!

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