学情は2024年3月15日、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「住む場所の希望」に関してアンケート調査を実施し、その結果を発表した。リモートワーク用の部屋も欲しくなった調査によると、まず地方に住む20代(n=140)では、「コロナ禍で、希望する住む場所に変化があった」人は15.0%。変化がなかった人は85.0%。変化した内容についての質問は(n=21)、「東京など首都圏に住みたいと思うようになった」28.6%が最多。つづいて、「大坂・名古屋などの大都市に住みたいと思うようになった」、「郊外に住みたいと思うようになった」、「地方に住みたいと思うようになった」がすべて23.8%だった。(学情の作成)回答者からは「東京は、色んな人に出会えると思う」「首都圏は様々な求人があり、より多くのことを経験できる」「コロナ禍は外出しにくく、東京にも行きにくかった。一度都心に住んでみたい」といった声が上がったという。次に一都三県に住む20代(n=142)では、「コロナ禍で、希望する住む場所に変化があった」人は16.9%。変化がなかった人は83.1%。変化した内容についての質問は(n=24)、「郊外に住みたいと思うようになった」41.7%が最多。つづいて、「東京23区内に住みたいと思うようになった」25.0%、「大坂・名古屋などの大都市に住みたいと思うようになった」と「地方に住みたいと思うようになった」は16.7%だった。(学情の作成)回答者からは「リモートワーク中心になったので、リモートワーク用の部屋が欲しくなった」「リモートワークをしているので、家賃の高い23区内よりも郊外に住みたい」「出社がメインなので、通勤時間を短くできる23区内に住みたい」「たとえフルリモートでも、プライベートでのアクセスの良さを考えると、23区内に住みたい」といった声が上がったという。なお、調査は2024年2月5日~20日、同社の20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者の20代社会人を対象とした。有効回答数は282人。
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