英会話に役立つ情報メディア「英会話ウェンズデー」を運営するGreenStyleは2024年4月15日、100人の男女に聞いた「TOEICを受ける頻度」調査の結果を発表した。「費用が安くない」「転職が必要になったタイミングで」「会社から補助が出るので」調査によると、「TOEIC」を受ける頻度は「年間1回程度」が22人で最多になった。次いで、「4年に1回以下」が20人に、3位は「2年に1回程度」で14人となった。それ以下は、「5年に1回程度」が13人、「年間2回程度」が10人、「3年に1回程度」が9人という順になった。GreenStyleの作成1位の「年間1回程度」の人からは、次のようなコメントが寄せられている。「TOEICの受験する費用がそんなに安くないので、頻繁に受けることをしたくないと感じ1年間に1回だけ受けることにしています。また、英語能力はすぐ向上するものではないので、大体1年くらいで受講すると英語能力の向上を実感できると思っているからです。」(20代・女性)「一度の試験にかかる時間が長いので、時間の確保が難しいため、年に一回の受験が限界になっている。もう少し短い時間でできたり、オンラインで受けることができるようになると、受験する頻度が増えると思う。受験料も安くしてほしい。」(30代・男性)続いて、2位の「4年に1回以下」の人からは、次のようなコメントが寄せられている。「英検を受けているのでTOEICは1回しか受けたことがありません。英検は1次でReading,Writing,Listeningの技能を図ることができますし、合格すれば2次でSpeakingの技能を図ることができるのに対して、TOEICは2技能しか図れないしレベルも余り高くないと思います。」(40代・男性)「英検をメインで受検しているため、TOEICはだいぶ前に受けてから受けていません。TOEICは対策をしっかりしていれば、英語力がそれほどなくても一定の得点は取れるようなテストだと感じます。TOEICが英語学習のきっかけになるのなら、それも悪いことではないとは思います。」(40代・男性)3位の「2年に1回程度」の人からは、次のようなコメントが寄せられている。「会社で、昇進するために推奨されているからです。TOEICができるからといって英語が話せるわけでもないですが、努力して勉強した分だけ点数が向上するため、努力を数値化するために受けるものだと思っています。」(20代・女性)「TOEICは転職が必要になったタイミングなどで現在の能力を示すために受け直しています。また、一度ある一定の点数に達すると、何回か受けても誤差しか変わらず、ある程度の期間後でなければ、点数の伸びが見られないと思います。」(40代・男性)なお、この調査は2024年3月にインターネットによる選択式回答で調査し、調査人数は100人(内訳は男性47人、女性53人)。
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