人材派遣業やコンサルティング業を行うR&G(埼玉県さいたま市)は2024年7月5日、現在IT業界に勤めている91人を対象に「IT業界の転職事情に関する意識調査」の結果を発表した。具体的な転職理由 「収入が不安定だった」「マンネリを感じていた」現在、IT業界に勤めていて転職経験がある91人に「転職理由」を質問すると、1位が「収入を上げたい」(27人)、2位は「仕事内容を変えたい」(19人)、3位は「人間関係が悪い」(12人)、4位は「残業が多い」(10人)、5位は「スキルアップしたい」と続いた。(R&Gの作成)以下の声が上がっている。<1位 収入を上げたい>・業務内容・作業ボリュームに対して給与面で不満があったため(30代男性)・スマホゲーム系の会社だったが、継続的に利益が出なかったため、収入が不安定だった(30代男性)・給料が安く、倒産しそうなスタートアップ企業だったから(40代女性)<2位 仕事内容を変えたい>・SaaS業界への転職希望。成長業界で活躍したく、転職に踏み切りました(20代男性)・システムエンジニアの仕事が向いていないと感じたから(30代女性)・特定企業の下請けの仕事が主になっており、マンネリを感じていた(30代男性)<3位 人間関係が悪い>・社長と合わなかったから(20代女性)・同じプロジェクトを担当していた先輩SEのミスを新入社員の私になすりつけられ、パニックになり退職しました(20代女性)・人間関係に疲れたからです(40代男性)<4位 残業が多い>・勤務時間が長く、自分の時間をつくれなかったため(20代女性)・残業が多く、ワークライフバランスを取るのが難しくなったため(40代男性)<5位 スキルアップしたい>・専門的な知識やプロジェクトマネジメントのスキルなどが身につかないと感じた(20代女性)・社内の異動や担当業務替えがまったくなく、新しいスキルを身につけることが難しいと感じたため(30代女性)この調査は、2024年3月28日~4月11日、現在、IT業界に勤めていて転職経験がある91人を対象にインターネットで行った。有効回答の内訳は男性54人で女性37人、回答者の年代は20代が37.4%、30代が42.8%、40代が17.6%、50代以上が2.2%となった。
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