41.8%が「ストレスが増えた」
もっとも、管理職になって悩むこと、課題に感じることは少なくない。調査では管理職の男女500人にこの点を聞くと、多い順に「ストレスが増えた」(41.8%)、「部下の育成が難しい」(37.8%)、「ハラスメントにならないために気を遣う」(37.2%)、「業務負荷が大きい」(32.6%)が挙がった。
また、20代・30代の正社員男女1000人に、管理職に就く上での課題を聞いた。それによると、「会社によるサポートの不足」(65.0%)、「ロールモデルの不在」(61.8%)、「性別による偏見」(39.3%)などが指摘された。
なかでも、「ロールモデルの不在」は男性(54.2%)よりも、女性(69.4%)に多い傾向だ。「管理職意向」の男性で見た場合でも58.0%と半数を超える高い数値だが、さらに女性では72.0%となっている。