パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は2026年6月8日、22歳~59歳の男女5154人を対象に実施した「天職に関する調査」の結果を発表した。
「天職」とは...「好きで続けたいと思える仕事(やりがい重視)」が26.9%
今回の調査では、天職に出会った経験の有無を聞いたところ、「ある・どちらかといえばある」が合わせて41.2%となった。一方で、「どちらかといえばない・ない」が合わせて53.7%となった。
あなたが思う「天職」の意味に最も近いものを聞いたところ、「好きで続けたいと思える仕事(やりがい重視)」が26.9%で最多となった。次いで、「自分らしさを活かせる仕事(価値観・性格一致)」が21.1%、「条件(収入/はたらき方/人間関係)も含めて総合的に合う仕事」と「得意で成果を出しやすい仕事(適性・スキル重視)」がともに18.1%となった。
職種別の天職のとらえ方
次に、「あなたが思う『天職』の意味に最も近いものはどれか」を質問し、職種別に天職のとらえ方を見ていくと、すべての職種で最も多かったのは「好きで続けたい仕事(やりがい重視)」だった。傾向としては、「販売・サービス系」(35.8%)、「クリエイティブ系」(35.3%)では、全体平均を8ポイント以上上回った。
また、「得意で成果を出しやすい仕事(適性・スキル重視)」では、「技術系(メディカル・化学・食品・化粧品)」が25.0%、「クリエイティブ系」が23.5%となり、全体平均を5ポイント以上上回った。
一方、「技術系(建築・土木)」では、「自分らしさを活かせる仕事(価値観・性格一致)」が13.9%と、全体と比べて5ポイント以上低い項目だった。「クリエイティブ系」では、「条件(収入/はたらき方/人間関係)」が10.3%と、全体と比べて5ポイント以上低い項目だった。
天職と言える仕事の条件は
「天職だと言える仕事の条件」を聞いたところ、「好き・興味がある」が43.7%で最多となり、「得意・強みを活かせる」が39.5%で続いた。さらに、「ストレスが少ない」が37.5%、「収入が納得できる」が37.1%と続いた。
職種別に「天職と言える仕事の条件」を見ると、重視するポイントには違いが見られた。
「技術系(IT・通信)」では、上位3項目は「得意・強みを活かせる」(43.2%)、「好き・興味がある」(42.7%)、「収入が納得できる」(42.5%)となった。また、「ワークライフバランス」が5位に入った一方、「人間関係が良い」はランクインしなかった。
「技術系(建築・土木)」のみ、「専門性が高められる」(36.9%)が4位と、上位5項目に入り、「ストレスが少ない」はランク外だった。
「金融系専門職」では、「得意・強みを活かせる」が50.5%で最多となり、「収入が納得できる」が47.1%で続いた。「好き・興味がある」は33.8%で5位となり、適性や報酬を重視する傾向が見られた。
「販売・サービス系」では、「ストレスが少ない」(43.4%)、「人間関係が良い」(41.0%)が、「収入が納得できる」(39.7%)を上回っており、日々の働きやすさや職場環境を重視する傾向がうかがえた。
「クリエイティブ系」では、「好き・興味がある」(53.4%)、「得意・強みを活かせる」(50.2%)がともに50%を超え、「好き」と「得意」を重視する傾向がうかがえた。
「事務・アシスタント系」では、「好き・興味がある」と「ストレスが少ない」がともに47.1%で並び、「人間関係が良い」も38.5%と5位に入った。安心感や働きやすさを重視する傾向がみられた。
調査は2026年2月4日~10日にインターネットで行われ、対象は22~59歳の正社員の男女を対象とし、有効回答数は5154人。