電力需要増への対応、再エネに期待
AIやデータセンターの普及で国内の電力需要が増えていくとしたら、どの発電方法で増やすべきかを聞くと、最も多く挙げられたのは「再生可能エネルギー」で54.2%だった。供給する電力に求める条件では、「安全性が高いこと」が36.9%、「必要な電力を安定して供給できること」が32.4%と並んだ。
一方、再エネの仕組みや特徴への理解度を聞くと、「人に説明できる程度理解している」と答えた人は3.4%、「ある程度理解している」は12.9%、「なんとなく理解している」は33.1%となっている。
再エネをより有効に活用するため、今後特に重要だと思う取り組みを複数回答で聞くと、最多は「蓄電池を増やし、余った電気を貯めて必要なときに使えるようにする」の30.0%だった。太陽光や風力など、天候によって発電量が変わる電源を活用するうえで、電気をためて使う仕組みに期待が寄せられている。
イーレックスは、バイオマス発電に加え、系統用蓄電池などの開発や、蓄電池などを効率的に運用する事業に取り組んでいる。AIの便利さを日常で享受しながら、安全で安定した電力供給と環境負荷の低減をどう両立するか。今回の調査は、その課題を考えるきっかけになりそうだ。