「七人の侍」など黒沢明監督の映画で脇役として活躍した俳優の土屋嘉男(つちや・よしお)さんが、2017年2月8日に肺がんで亡くなっていた。89歳だった。複数のメディアが9月6日、報じた。
山梨県生まれ。俳優座養成所を経て東宝に入社し、1952年に映画デビュー。54年、黒沢監督の「七人の侍」で妻を野武士に奪われ苦しむ農民・利吉を演じて注目を集めると、65年の「赤ひげ」まで、黒沢映画の数々で好演した。「ゴジラの逆襲」「ガス人間第一号」「マタンゴ」など、特撮映画への出演も多かった。
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