2024年 4月 20日 (土)

ルペンから少子化対策まで あなたの知らない「フランス」教えます!

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   史上最年少の39歳、中道・無所属のエマニュエル・マクロン氏が、極右のマリーヌ・ルペン氏との決選投票を制しフランスの新大統領になった。

   マクロン氏は、「自国第一」や大衆迎合主義(ポピュリズム)の流れを押しとどめたといわれる。だが社会の分断修復など、難題が待ち受けている。自由、平等、博愛のもと、フランスはどこへ行くのか。今回はフランスの「これから」、について紹介したい。

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチhttps://books.j-cast.com/)」でも特集記事を公開中。

国民戦線として過去最多の34%

『自由なフランスを取りもどす 愛国主義か、グローバリズムか』(著・マリーヌ・ルペン、編・木村三浩、花伝社)
『自由なフランスを取りもどす 愛国主義か、グローバリズムか』(著・マリーヌ・ルペン、編・木村三浩、花伝社)

   フランス大統領選で欧州連合(EU)からの離脱や移民排斥を訴えたマリーヌ・ルペン氏(48)は、マクロン氏に大差をつけられたものの、国民戦線として過去最多の34%の票を獲得した。

   『自由なフランスを取りもどす 愛国主義か、グローバリズムか』(著・マリーヌ・ルペン、編・木村三浩、花伝社、1296円)は、ルペン氏の演説、政策集(マニフェスト)、ポスターなどをまとめた初めての本である。

   内容紹介のコメントは「なぜ世論はルペン氏を熱狂的に支持するのか」と問いかける。第1章は「自由なフランス――主権なしに、アイデンティティと繁栄はない」、第2章「フランス人であり続けること――文明の選択、三つの革命」、第3章「フランスの外交政策」、第4章「国民戦線(FN)公約144」。大統領選は終わったが、改めてその声に耳を傾ける必要がありそうだ。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!