キッパリ女子に文句言わず
やがて子育てしやすい環境をと同棲しはじめ、平日はA 子さんが子育て、週末はマサシさんが子供の世話をしてA子さんは非常勤の仕事にというローテーションに。
「CAだったA子を好きになったけど、別に制服や会社が好きなワケじゃない。何をやっていても彼女らしければOK。それにCA仲間の腰痛が酷い話とか、家事や子育てとの両立に悩む話を聞くと、見かけは華やかだけど特別な職業じゃないとよくわかる」
とはいえ、やはり容姿端麗、語学堪能の選ばれた女子だけに、自己主張はハッキリしていてお金の使い方もためらいがない。
岩盤浴も食事も、いいとなったらプライスの高さにひるまずどんっ!
「節約するより、いいサービスを買って大きなプラスを得るという考え方」
この仕事には「あなたがよければいいの」的なひきずられ女子はほとんど見当たらない。
逆にそんなキッパリ女子の面が、最初の夫とこじれる原因になったA子さん。
「でもぼくは、そんな意地の張り合いはしない。確かに3人家族で家計は少しキビしいけど、子供が大きくなったらまた彼女も復職してバリバリ稼いでもらう(笑)。CA経験があれば、外資なら34、35歳ぐらいまで採用のチャンスがあるらしいし」
セレブっぽさとはまるで無縁なおっとりマサシさんだからこそ、美人CAのキッバリ人生とパラレル飛行できるワケだ。
ということで憧れの美女CAを手にいれる最強のセオリーとは。
1)簡単には甘えられない「我が道」志向のCA美女は、彼女の弱点を支える誘導灯男子になれ。
2 )体力的にも職場風土的にもCAがバリ×2働けるのはやはり30代後半ぐらいまで。制服とつきあうワケじゃない。いずれCAじゃなくなる彼女の人生を丸ごと受入れられるかがポイント。
3 )好きなことに「キッパリ」なCA美女は、やりたいことを節約する省エネ・ライフスタイルはムリ!3Kの必要はないが、きっちり稼げることは必須条件。
今も多くの男性が鼻血を流し続けるCA。空の上であの華やかな笑顔に惚れてもうたら、地上での知られざる地味スゴ人生をがっつりサポートしろ!マサシさんのようにバカ熱い心意気こそが、最高の攻略法なのだ。
(ライター・豊田いつき)