2024年 4月 18日 (木)

「期限なんてない」 SK- II、動画で女性にエール

提供:SK- II

   スキンケアブランド「SK‐II」は2017年6月22日、「運命を、変えよう。~#changedestiny~」というテーマの下、新キャンペーン「年齢って何だろう」を開始し、ウェブ動画『期限なんてない』を公開した。

   動画は、30歳という年齢を「プレッシャー」に感じてしまう女性の悩みに寄り添い、「運命を変える力は、あなた自身の中にある。誰かに決められた期限なんてない。」という前向きなメッセージを通じて背中を押す内容となっている。

各国でなかなか消えない「30歳」への不安意識

   この動画は、日本・韓国・中国を舞台に描かれている。そこに登場する女性たちのように、アジアでは30歳という年齢をなにかしらの期限のように感じ、不安を覚える女性が少なくないという。

   SK-IIは2017年5月、韓国や中国、日本など11か国の女性4280人を対象に、意識調査を実施した。

   調査によると、約4割もの女性が、年齢を重ねることに不安があると回答。特にアジアでそのように考える女性は顕著で8割にまでのぼり、日本の20代女性も71.3%の女性が、漠然とした不安を口にした。具体的には、「30までに結婚の目途をつけたい」「30までにキャリアを築かないといけない」と、「30歳」という区切りに特別な意味を持っている女性が多いことがわかった(詳細はこちらの記事から)。

   このようなプレッシャーは親や周囲の言葉、SNSによるものもあるが、実はアジアの約7割の女性が、「自分自身の思考が影響している」と考えていることも同じ調査で明らかになっている。

   性別や年齢に縛られる必要がないという風潮が広まりつつある社会でも、年齢を重ねることについてセルフプレッシャーをかけてしまう女性は少なくない。そんな女性たちの葛藤を題材に、SK-IIはさきの動画を制作した。

主人公の女性たちは動画の最後、あることに気づく
主人公の女性たちは動画の最後、あることに気づく

   動画では、アジア3か国の女性3人の誕生から30歳を迎えるまでを映し、ライフステージの各段階で直面するセルフプレッシャーによる苦悩と葛藤、そしてそれを乗り越える姿を描いている。

   3人の腕には、とある数字が見えている。幼い頃はその数字を気にしていなかったものの、成長するにつれ、人生を謳歌し、楽しい毎日を送っていても、世間の目や期待にプレッシャーを感じ、その数字が気になりだす。実は、その数字は30歳を意味するものだった。30歳に近づいていくにつれ、まるでその年齢がなにかの期限のように感じていくことになる。

腕に30歳を意味する数字
腕に30歳を意味する数字

   そんな悩みを抱え続けていた3人の女性だが、これまで自ら決断し人生を切り開いてきた自分の姿を思い出し、世間の意見に惑わされず自分の意思で未来を決めていくことが大切だと気づく。すると同時に、腕の数字は消え、直後、これまでの思い悩んだ表情は一変。吹っ切れたような笑みとともに3人のシーンは終わる。

終盤で笑みをこぼす3人の女性
終盤で笑みをこぼす3人の女性

   動画の最後は、

「私たちは、自分自身で決められるはず。強い気持ちを持つことで、運命は変えられるはず」

と、前向きなメッセージで締めくくられる。

「自分らしく輝いて運命を切り開いて欲しい」

   SK-II、グローバルブランドディレクターのサンディープセス氏は、今回のキャンペーン動画制作の意図について、

「SK-IIは、運命は変えることができると信じ、多くの女性たちが勇気を持って、運命を変えていくことを応援しています。 2016年からは、この信念を『運命を、変えよう。#changedestiny』というキャンペーンテーマのもと展開してまいりました。昨年公開をした動画『婚活マーケットを乗っ取ろう』は、中国の女性達が直面する25歳までに結婚をしなければならないというプレッシャーや、『残りもの女性』と呼ばれることへの恐れを描き、世界中で話題となりました。この驚くべき現実を受け、SK-IIは女性が抱える年齢への不安は中国人女性だけのものではなく、全世界の女性に当てはまることだと考え、今回のキャンペーンを実施することを決めました。新キャンペーン動画『期限なんてない』では、SK-IIは動画を通じて『運命を変える力は、あなた自身の中にある。誰かに決められた期限なんてない。』というメッセージをお伝えしたいと思います。そしてこのメッセージについてアジア、さらには世界中の人々に考えていただきたいと思っております」

と話す。

「期限なんてない」様々なジャンルで活躍する著名人もこのキャンペーンに賛同

   実際に、30歳という年齢を通過した女性の多くは、「30歳という年齢に囚われる必要はなかった」と考えている人が多いこともSK-IIの調査で明らかになった。著名人も、SK-IIのメッセージに共感の言葉を寄せている。

   モデル・山田優さん

「30歳にさしかかった女性というのは、少なからず将来に不安を抱えやすいものではないでしょうか。かくいう私にも覚えがありますが、私の場合はまさにそんな時に旦那さんと出会えて、旦那さんの生き方を見られて、挑戦ってずっとできるんだなっていうことに気づきました。そうすると歳をとるのって怖くないんだなって心から思えたりします。いろいろあるのは人生だから当たり前。でもだからといって必要以上に怖がらなくていいんじゃないかと思います。怖がっていると見えるものも見えなくなるというか、自分から選択肢を勝手に狭めてしまったりとか。年齢相応の楽しみ方があるはず。私はそれを見つけようと日々生きています」

   作家・大宮エリーさん

「30代から、どうにでも自分次第で変容できる、変われるんです!それが面白い。不安だけれどその醍醐味を謳歌して欲しいですね。今、結婚がどうしても気になる人は、婚活に打ち込んでみるもよし、何に一番不安かを書き出して自分を把握する。それを原動力にしてドラマティックに生きてみるべし30代は面白いよぉ!エンジョイ!」

   著述家・湯山玲子さん

「不安なのは人間なら当たり前。30歳を迎える前にとにかく足を動かして、人に会い、外に出て、そして自分の中から『どうせ』という言葉を追放してください。『つまらないこと、不安なこと、苦手なことにあえて体験してみることは長い目で見て』超オススメです。なぜなら、私自身、苦手とか、自分が避けていたことに鉱脈が眠っていたのだ、ということを実感しているからです。自分探しに熱中してしまうのはダメ。考えてばかりいると視野が狭まり、他人との比較が始まってしまう。考えるよりまず『苦手に、行け』ですよ。この時期は、不安と苦労の乗りこなし方を徹底的に学んでください」

   SK-IIは今後、この3名を含む6名の女性とともに、ツイッターの公式アカウント(@SKII_Japan)を中心に、随時メッセージを発信予定だ。

(編集企画)

姉妹サイト
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック