2024年 3月 19日 (火)

■ジャパンカップ カス丸の「競馬GI大予想」
キタサンブラックVSレイデオロ これで決まり?

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。前週の「マイルチャンピオンシップ」は3歳馬のペルシアンナイトが勝ったじぇい。カスヨ姉さんは、3歳馬はこの10年、馬券にからまないって言ってたし、ガジュマル爺も今年(2017年)の3歳馬は牝馬(レーヌミノル、4着)のほうが強いとか言ってたから、ダメだったじぇい。

   カスヨ うるさいわね。今秋のGIは難しいのよ、ホント。今週はお天気のようだけど、雨よ、雨のせいだわ。でも、東京競馬場のGIもこれで最後。有終の美を飾りたいわね。

   カス丸 今週は4頭の外国馬が招待された第37回ジャパンカップ(2017年11月26日、東京競馬場、芝2400メートル)だじぇい。外国馬は強いの?

キタサンブラック、天皇賞激走の疲れは?

   カスヨ そもそもジャパンカップ(JC)は、国際レースとして始まったのよ。最初のころは日本馬は外国馬にまったく歯が立たなかったのよ。あれから37年...... それが今では、外国馬は観光にやって来てるようなものよ。フランスの世界最高峰のレースといわれる凱旋門賞(GI、2400メートル)で勝ち負けしたような馬でさえ、負けて帰っていくわ。この10年で連対(1、2着)した外国馬はいないのよ。もう日本馬の独壇場よ。

   ガジュマル爺 たしかにそうじゃな。思い出すワイ。第3回(1983年)のJCで、天皇賞(秋)馬のキョウエイプロミスがレース中に骨折しながらも頭差の2着に世界を追い詰めたときは涙が出たもんじゃ。いまや隔世の感があるわい。しかし、今年はちょっと怪しいぞい。日本馬の調子がどうかじゃ。

   カス丸 どういうこと?

   ガジュマル爺 さっきカスヨが言ったじゃろ。雨じゃよ。天皇賞も雨で不良馬場だった。キタサンブラックは、出遅れをモロともせずにサトノクラウン(2着)を抑えて勝った。武豊騎手の腕も光ったが、強かったわい。追いこんできたサトノクラウンも渋った馬場が得意とはいえ、キタサンはさすがGI馬という脚だった。 しかし、じゃ。強すぎた。出遅れたうえに、最後の直線は外側の馬場(芝生)のいいところに進路を変えながら走ったため、力を出し尽くしてしもうたな。ジャパンカップではコースロスの少ない内枠(2枠4番)を引いたので△のしるしを打ったが、疲れが残っとるはずじゃ。馬場も最終週で荒れとる。もう凸凹だらけで、力のいる馬場じゃからな。ワシの本命◎は3歳馬のレイデオロじゃ。とにかく、ローテーションがイイ! 前走の神戸新聞杯(GII、阪神・芝2400メートル)は同じ3歳馬同士じゃったが、完勝。そのときの2着馬(キセキ)が菊花賞(GI、京都・芝3000メートル)を制したんだから、さすがダービー馬じゃ。3歳トップレベルであることは間違いない。雨に悩まされた秋のGI戦線じゃが、この間走っていないのも好感が持てるワイ。日本馬なら、コレじゃな。

   カスヨ なにいってんのよ。疲れなんかあるワケないじゃない。キタサンブラックよ。宝塚記念(6月25日)のときは、大阪杯(GI、阪神・芝2000メートル)と天皇賞(春、GI 京都・芝3200メートル)のレコード勝ちと、連勝して疲れちゃったのよ。秋はまだ1戦だけ。12月の有馬記念で引退することが決まってるんだから、ここも全力投球に決まってるじゃない。

   ガジュマル爺 そんなこと言って、カスヨもキタサンブラックは単穴▲じゃが。どういうことじゃ。

   カスヨ いや...... 爺の言うことも一理あるわ。たしかに激走後の不安があるのよ。でも、日本馬優位には違いない。だから、私の本命◎は、同じダービー馬でも去年のダービー馬、マカヒキよ。前走の天皇賞で5着。後方からイイ脚で詰めてきたわ。ダービー馬だから、東京の芝2400メートルは合ってるはずだし、前走の走りっぷりを見て、ここ狙いだと読んだわ。  対抗○は、3歳牝馬のソウルスターリングよ。今年の3歳馬はオトコ馬より強いって、先週、爺も言ってたじゃない。天皇賞は6着だったけど、ここはキタサンブラックと4キロも斤量(負担重量)が違うんだから、チャンスだわ。爺こそ、先週、3歳牡馬が勝ったからってレイデオロを本命にするなんて、優柔不断なのよ。

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