2024年 4月 27日 (土)

【あなたの知らない感動家電】(3) もう照明で消耗しない、「Hue」は電球を再発明した

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明かりが子供を寝かしつける合図に

   ――「移動型スイッチ」が便利なのはよく分かりました。でもそれで家の電球を変えよう、とまでは正直いかないのでは?

「そうですね。実はもっと便利な使い方もあります。私たちのお客様は、こっちの機能も活用しています」

ということで、「上級テクニック」も聞いた。

   「まずは『タイマー設定』。これをうまく活用されている方もいます。例えば、起床時間に合わせて点灯するようにしたり、20時になったら照明が暗くなり、それを子どもを寝かしつける合図にしたり」

   「そしてもうひとつ。こちらの機能はスマホを使いますが、アプリから遠隔操作が可能なので、最寄り駅に着いたタイミングで部屋の照明が点くよう設定している方もいらっしゃるようです。防犯目的ですね」

   ――外出先から家の明りを自由に操れるわけですね。ただこういうのって設定難しくないですか? 慣れないと途中で挫折しそうですが......。

   「ですよね! そのような理由でHueを使いこなせていない方は多くいました。リノべるでは、『ITオタクと同じように便利な暮らしを享受できるようにする』をコンセプトにした設定サポートアプリ『Connectly App』を提供しているのですが、これを使えば初期設定やスイッチの設定変更がチャット形式で簡単に設定できるので便利ですよ」
Connectly Appの利用イメージ
Connectly Appの利用イメージ

   気になる値段だが、購入後すぐに使えるスターターセット(電球2個、リモコン型デバイス、電球とスマホ・専用デバイスをつなぐ「ブリッジ」の4点)が1万5000円ほど。赤や青など1600万色以上に対応した電球のセット(約3万円)もあるが、「日常生活では前者で十分」(木村さん)。電球単体での追加購入ももちろんできる(1個3500円ほど)。

   昨今話題の「Google Home」や「Amazon Echo」といったスマートスピーカーとの連携が発表され音声操作も可能となるなど、ますます便利になっていく「Hue」。家庭照明のスタンダードが「Hue」になる日も近いかもしれない。

スターターセット(画像はフィリップスの公式サイトより)
スターターセット(画像はフィリップスの公式サイトより)
AIスピーカーに続々対応(画像はフィリップスの公式サイトより)
AIスピーカーに続々対応(画像はフィリップスの公式サイトより)
ケーブルタイプもあり(画像上はフィリップスの公式サイトより、画像下は利用イメージ)
ケーブルタイプもあり(画像上はフィリップスの公式サイトより、画像下は利用イメージ)

   次回は、スマートセキュリティカメラ「Arlo(アーロ)」を紹介予定。「このスマート家電を取り上げてほしい」という要望があれば、こちらからご連絡ください。

木村 大介

木村 大介

1985年生まれ。信州大学大学院工学系研究科機能機械学専攻。半導体業界、アドテク業界を経て2015年5月にリノベるに入社。新規事業「Connectly」の責任者として従事。2016年12月にスマートハウス専用アプリ「Connectly App」対応住宅の1号案件を販売し、2017年8月時点で導入世帯数17件。

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