羽生結弦、宇野昌磨が金銀独占の快挙! 日本はいかにしてフィギュア王国になったのか
2018.02.19 12:00
0
古代オリンピックから近未来のSFまで
4年に1度のオリンピック。選手たちの躍動、勝者と敗者、観衆のどよめき――『オリンピック』(編・千野帽子、KADOKAWA、691円)は、オリンピックにまつわる文学作品を集めたアンソロジーだ。過酷だった古代オリンピックの逸話から近未来のSFまで9編を収録した。
作品と作者を紹介すると、◆「東京五輪観戦記」(三島由紀夫)◆「明るく朗らかな運動会」(中野好夫)◆「冠 廃墟の光(抄)(沢木耕太郎)◆「オリンポスの果実(抄)」(田中英光)◆「たった一人のオリンピック」(山際淳司)◆「冬季オリンピック」(ロジェ・グルニエ)◆「走る男」(筒井康隆)◆「ギリシア奇談集より」(アイリアノス)◆「ハモニカ兎」(小川洋子)
意外な作家の名もあれば、観戦記、純愛小説、ノンフィクションとジャンルも時代背景も色々だ。