2024年 4月 27日 (土)

■ヴィクトリアマイル「カス丸の競馬GⅠ大予想」
混戦を断ち切るのはこの馬だ

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。春のGIは、東京競馬場でのGI5連戦が始まったばかりだじぇい。先週のNHKマイルは、本命◎アドマイヤマーズが勝ったきゃすう。今週も同じ舞台で、ヴィクトリアマイル(2019年5月12日、東京競馬場、芝1600メートル)があるじぇい。また、当てるきゃすう。

   カスヨ カス丸も久しぶりね、当たったのは。今週も頑張ってよ。でも、今年のヴィクトリアマイルは混戦ね。順当ならラッキーライラックがGII・阪神牝馬ステークスを勝ち上がって、ここでも断然人気になるはずだったけど、騎手が「かわいそうなレースをしてしまった」なんていう結果になっちゃって8着。この敗戦がどう影響するかだわね。

先行勢か差し馬か

   カス丸 カスヨ姉さんの本命◎はラッキーライラックじゃなくて、アマルフィコーストだよ。

   カスヨ そうよ。穴狙いの私にはピッタリの馬よ。まず、このレースは阪神牝馬ステークスに出た馬が馬券になるケースが多いのよ。でも、なぜか1着だった馬は過去10年馬券になってないのよね。今年の阪神牝馬Sの優勝馬はミッキーチャーム。そして2着馬がアマルフィコースト。だからアマルフィが本命ってこと。それにこの馬は2歳のときに、中京2歳ステークスを勝ったりして将来有望と見られたのよ。クラシックも去年の桜花賞に出走予定だったんだけど、脚のケガで出られなかったのね。トップクラスの才能があったのに不運だったわ。でも、大敗したことはなく、ここ2戦も馬券に絡んでいるから実力を発揮できるようになったわね。しかも先行できるし、運よく一番内の1番枠に入ったわ。阪神牝馬Sの上がり3ハロン(最後の600メートル)33秒6の脚があれば、東京の長い直線でも十分通用するはずよ。

   カス丸 ふーん、才能ある馬の盛り返しということきゃすう。爺の本命はアエロリットだよ。

   ガジュマル爺 去年のGI・安田記念(1600メートル)も同じ東京コースじゃが、ここで2着だったのがアエロリットじゃ。秋にはGII・毎日王冠(東京、1800メートル)で勝利。今年1月に米国に行って勝てなかったが、もう4か月も経っておるから、疲れとかは残っておらんじゃろ。父クロフネの子はこのコースをよく走っておるし、しかも先行できるから優勝候補筆頭じゃな。対抗○はレッツゴードンキじゃ。このレースは短距離馬のストレイトガールが連勝したことがあるように、スプリントの素質がないと勝てないところがある。ストレイトガールがGIを勝ったのは、このレース2勝と1200メートルのスプリンターズステークスじゃ。レッツゴードンキは春の短距離王を決めるGI・高松宮記念で6着じゃったが、最後の直線で邪魔され、不利を受けてのものじゃ。末脚のスピードは一流だし、ここでも一発あっておかしくないわい。もう7歳じゃから人気が落ちるところもおいしいぞ。じゃが、トシだと思ってバカにしちゃいかん。3年前のストレイトガールが連勝したときは7歳だったんじゃから。

   カス丸 カスヨさんの対抗は、レッドオルガだよ。

   カスヨ 確かにストレイトガールは強かったけど、レッツゴードンキはトシというだけじゃなくて、東京競馬場では実績がないわ。ストレイトガールと似たように見るのは、どうかしら。それより、私は同じようにスピード馬に注目よ。このレースはなんといってもディープインパクトの子どもたちが強いのよ。この5年をみても、4年前を除いて必ず3着以内に来ているわ。しかも最近は、3着以内に2頭入るケースが増えてきているわ。去年は、1着ジュールポレール、3着レッドアヴァンセ。3年前は2着ミッキークイーンに3着ショウナンパンドラ、といった具合よ。今回もディープ産駒は7頭も出ているけど、レッドオルガがいち押しよ。まずは、先週のNHKマイルとこのレースは同じ距離、同じ舞台なんだけど、ちょっと違うところは、最後の上がりタイムね。NHKマイルは優勝馬の上がりが34秒前後なのに対して、ヴィクトリアマイルは33秒前後と速いのよ。つまりNHKマイルは最初からレースが流れる消耗戦になりやすいのに対して、ヴィクトリアのほうは牝馬限定のせいなのか、前半は少し速さが緩やかになる傾向があるのよ。だからその分、最後はスピード勝負になるわけね。それが証拠に、去年も一昨年も雨が降って稍重で馬場が湿っていたのに、勝った馬はいずれも33秒台の前半で走ったわ。こういう上がり勝負となると、ディープの子どもたちの中でもレッドオルガがナンバーワンということになるわ。それと血統がぴかイチなのよ、この馬は。母がエリモピクシーよ。エリモピクシーの子どもたちは、東京のマイルが得意なのよ。たとえば、去年このレースで3着だったレッドアヴァンセ。レッドオルガと父違いのレッドヴェイロンは去年のNHKマイル、つまり同じコースで9番人気ながら3着。5年前は同じ父違いのクラレントが15番人気3着、同じコースのGI・安田記念では12番人気3着、といずれも大穴を開けているわ。このコースが得意なのよ。レッドオルガも東京では2勝、2着1回、3着2回と馬券をはずしたことがないわ。それに東京と同じ左回りで、直線の最初に坂があり、その後の直線も長いという似たようなコースの中京競馬場では3戦3勝よ。もうこのレースにぴったりなのよ。本命にしたいくらいだわ。

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