2021年 5月 18日 (火)

建築に憧れて 知花くららさんが突き進む前向き「よくばり」人生

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

よくばりな人生

   実は私も、大学に入るまでは建築家をめざしていた。工学部の授業で何百本も線を引いたし、団地やインターチェンジの設計までやったが、落ちこぼれた。

   だから「建築的な思考」のなんたるかは分からない。たぶん、専門的な技術や経験より、空間クリエーターならではの考え方を習得してほしい、というアドバイスだろう。彼女が建築士の資格を目ざすか否かはさておき、アラフォーへの激励としては的を射ている。形ではなく精神から入ろうと言われれば、私だっていくらか気楽になったはずだ。

   知花さんは、フランス関係のレセプションで何度かお見かけした。人気モデルとして活躍されているころで、長身という要素を除いても目立つ存在だった。その立ち居振る舞い、漏れ聞こえるやりとりから、この人はこれで終わるまいと思ったものだ。

   モデルで女優、歌人でエッセイスト、もしかしたら建築家。もはや見上げるしかない。私の直感をはるかに超える高層建築である。ある意味「よくばり」な人生ともいえる。

   ちなみに2017年に結婚、今秋には母になる予定という。

冨永 格

冨永格(とみなが・ただし)
コラムニスト。1956年、静岡生まれ。朝日新聞で経済部デスク、ブリュッセル支局長、パリ支局長などを歴任、2007年から6年間「天声人語」を担当した。欧州駐在の特別編集委員を経て退職。朝日カルチャーセンター「文章教室」の監修講師を務める。趣味は料理と街歩き、スポーツカーの運転。6速MTのやんちゃロータス乗り。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!