2024年 3月 29日 (金)

オミクロン株とうとう市中感染 海外では「それほど深刻でない」報告も

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   新型コロナウイルスのオミクロン株による市中感染が2021年12月22日、国内では初めて大阪府内で3人が確認された。23日には大阪でさらに1人、京都でも1人。海外の先行事例などから、日本でもオミクロン株が急拡大し、「コロナ第6波」が懸念される事態となった。

   一方で、オミクロン株や対策については、海外から「条件付きのいい知らせ」も届くようになっている。

  • オミクロン株については、まだ十分なデータが得られていない
    オミクロン株については、まだ十分なデータが得られていない
  • オミクロン株については、まだ十分なデータが得られていない

勤務先の小学校は臨時休校

   大阪府によると、22日にオミクロン株に感染していることがわかったのは、府内在住の30代の両親と10歳未満の女児の親子3人。海外渡航歴がなく、感染経路も不明。このため国内では初の市中感染と発表された。

   読売新聞によると、夫は大阪府寝屋川市内の小学校の教員。同校は臨時休校。教職員や通学児童全員の検査を実施している。3人はいずれも軽症で現在は入院している。夫婦には他にも2人の子どもがおり、2人ともコロナ陽性が確認されているが、オミクロン株感染かどうかは解析中という。

   さらに23日に大阪府内で、別の小学生男児の感染も確認された。京都府内でも、20代の女性1人。海外渡航歴がなく感染経路が不明で、市中感染だという。京都新聞によると、症状は軽症。12月19日に発熱や頭痛があり、20日に陽性が判明、入院したという。現在はせきやたんが出る程度。

   新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は23日、記者会見で、「国内ではオミクロン株が面的に広がっているとは考えていないが、複数のスポットですでに感染が始まっていると考えられる」と語った。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!