個人や企業だけでなく、自治体もメタバース(仮想空間)を活用する事例が2023年には多くみられた。
J-CASTトレンドではこうしたメタバースの魅力紹介だけでなく、ユーザーが多く訪れるワールド(空間)を作るにはどうしたらいいか、また仮想空間で人同士が関わるうえで守るべきルールはどう考えたらいいかについて取材した。
阪神優勝でバーチャル道頓堀は
■「長野県阿智村」メタバース商店街に挑戦 地方の「強力な武器に」なるか
メタバースは、地方の町おこし策に使われることもある。 東京駅から、車でも電車でも4時間ほどかかる長野県阿智村の「阿智村商工会」は、メタバース上に仮想の商店街「阿智村メタバース商店街」制作に取り組む。世界中からいつでもアクセスできるメタバース商店街は、村や事業所の情報発信において「強力な武器になる」と考えているという。
■企業や自治体作ったメタバースに入ったら「誰もいない」 ユーザー集客ねらうには(前編)
企業や自治体が作るオリジナルのメタバース。ただ、こうした空間にアクセスしても「自分以外にユーザーがいない」という事態は珍しくない。どうしたらユーザーが定着する空間が作れるか、2回にわたって識者に取材した。
■阪神18年ぶり優勝でメタバースも熱い 「バーチャル道頓堀」で六甲おろし
プロ野球・阪神タイガースは2005年以来、18年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした。優勝決定時には、現実だけでなく、メタバース上に再現された大阪・道頓堀にもファンが殺到。アバターの姿で仮想の川へダイブする人が続出した。