「大学合格水増し」に小倉「なぜ騒ぐのか分からない」

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   大学合格実績の水増し問題が、関西だけでなく関東の高校でもあった。「まだまだ氷山の一角ではないか」と、「とくダネ!」大村正樹が突っ込んだが、話は意外な展開になった。

1人で73も受けられるの?

   発端は大阪学芸高校で、1人の生徒が73学部・学科に合格して、受験料130万円を高校が負担、生徒にも5万円が渡った。これで、校長が辞任することになったが、同じ話はすでに6府県20校で確認されている。

   大村は、埼玉県入間市の私立狭山ヶ丘高校を取材した。ここでは2人の生徒が66学部・学科に合格していた。しかし、教頭はこういった。

   「水増しと書かれてるのは残念だ。合格しているのだから水増しではない」「家庭の事情で十分に機会を生かせない生徒を助けるためにできた制度。これからも止めない。違法でもないし不当でもない。1人の生徒が20、30受けるのはごく普通だ」と。

   20、30は普通じゃないだろうが、この学校のOBの話がおもしろかった。

   「知らなかったが卒業式に気がついた。大学合格者の名前が張り出されて、同じ名前がずらっと出ていた。友だちに聞いたら、頭がいいから学校が援助していたんだと」「一番いい大学に受かっているのに、下位の大学まで38も受けるのは不自然だ」

   予備校の関係者は「100万円で実績が得られるんなら、出すでしょうね」という。高校入試案内の内容でも、どこそこの大学に何人合格したという実績は、もっとも説得力がある、というわけだ。

    小倉智昭は開口一番、「高校野球と似たようなもんだね。悪い?これ」

   大村はやばいと思ったか、まともには答えず、「実績を信じて学校を選んだら、違うということになるかもしれない」

   佐々木恭子は「1人で73も受けられるの?」と素朴な疑問。実はこれ、センター試験が一度にいくつもの大学を通ることが可能で、要するに受験料を出せるかどうかなのだと。それを学校がまとめて面倒をみるところがミソなのだ。

   大村が「大阪の例では、生徒に5万円」というと、小倉は「1校で?」「いや全部で」「安すぎるね」

   別の大阪の高校では、推薦で合格が決まっている生徒に、さらに「有名私立の6学部以上の受験」を義務づけているところもあるという。

   小倉は「昔から予備校なんかはやってたことなんだよ。だからなんでいまさら騒ぐのかわかんない」「いま、入社試験でも、10社20社受けていちばんいいところへいくでしょ」と、やたらクールだった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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