「白い恋人」社長の自信満々「出回っている商品はすべて万全」

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   「白い恋人」騒動 --― 毎日ちょっとずつ動く話は、いつの時点でとりあげるかが難しい。今日はその潮時か――。

困った会見、見ちゃったな

   全国のおみやげ人気ナンバーワン、北海道を代表する石屋製菓の「白い恋人」が、賞味期限を延ばしていた。おまけにアイスクリームやバウムクーヘンから大腸菌や黄色ブドウ球菌が、という話。「あの優良企業がまた、なぜ?」

   8月14日に会見した石水勲社長は「賞味期限のことは昨日知った。60年間挫折がなくて増長していた」と神妙に反省の弁を語っていた。ところが、昨日の会見では「1、2カ月伸ばしは知っていた。2、3カ月で返品されてきたものを食べてみると、自信が深まった。出回っている商品はすべて万全だと」と、在庫の調整のために11年前からやっていたと述べたのだ。これはびっくり。

   そもそもはこの8月9日、アイスクリームの件で保健所へ内部告発がされたことだ。幹部へメールなどしたが、対応しなかったために告発したものらしい。保健所の立入検査で、「白い恋人」の賞味期限延ばしが判明。4月の「30周年記念キャンペーン」の売れ残りの処理だったと。

   もともと「白い恋人」は生菓子ではないので、食品衛生法上は賞味期限を表示する義務はない。ここが微妙なところで、4カ月という期限は会社の善意だったことになるのか。社長の「先入れ、先出しのためのひとつの試算だった」といい切る自信は、この辺りが根拠らしい。

   しかし札幌の保健所は、「いったん定めたものなら、守るのが製造者の責任だ」として、現在の期限の設定を再検証するよう指導したという。やっぱり腑に落ちない。一部報道では、食品に適正な表示を義務づけているJAS法に違反するとして、道が行政処分に動くともいう。

   笠井信輔は「とりあえずつけた賞味期限なんだから、変えても大丈夫、自信がありますと今ごろいわれても困る」「社長は前言撤回しても、より自信があるようだ。最初の会見の方が反省の色があった」と。

   福田和也は「ブランドイメージをどう考えているのか。そのために闘っているように見えない」と首を傾げた。佐々木恭子も「ずるずるあとから出てくるのは、信用取り戻すのに時間がかかる」と。

   笠井は「困った会見、見ちゃったなという感じ」と嘆息した。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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