2024年 4月 24日 (水)

犬が息クンクン「あなたはがん」 本当に分かるのか

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   人間の何(千、万、あるいは億)倍もの嗅覚を持つ犬なら、「癌(がん)」のニオイも嗅ぎとれる!? 番組は麻薬探知犬ならぬ「がん探知犬」の取材に訪れた。

こらあ、大変ですよ

   元警察犬のマリーンは犬のなかでもとくに優れた嗅覚の持ち主で、がんのニオイも嗅ぎ取れるようになった。癌患者の呼気を袋に入れ、さらに箱のなかに隠して、他の正常な呼気入りの箱と並べておく。すると、マリーンはがんがなければ素通りし、見つければ箱の前に立ち止まる。

   このやり方で、がんのニオイを高確率でかぎ分けるのだという。患者の年齢、癌の発生部位や、進行段階に関わらず。病院の診断で見つからなかったがんを、これまでに13例も発見したという。

   取材に当たった原元美紀リポーターもマリーンに診断してもらった。なんと、ちょうど1年前に初期の大腸がんの摘出手術を受けたというのだ。結果は――シロで「マリーンちゃん、ありがとう!」

   いまのところ、がんに共通するニオイの素は解明されてない。それがわかれば、ニオイを感じ取るセンサー機械をつくり、がんの早期発見につながる可能性もある。

   そうなれば「こらあ、大変なことですよ」。コメンテイターの鳥越俊太郎は言いつつも、「(いまのところ)医学的エビデンスがないからね」と訝しげでもあった。

   *<編集部注>*
J-CASTテレビウォッチで連載中の「横澤彪のチャンネルGメン69+1」が、「テレビの貧格」(東洋経済新報社、1400円=税別)として出版されました。出版を記念して、テレビウォッチでは、横澤さんの直筆サイン入り「テレビの貧格」を5人の方にプレゼントします。みなさんに川柳に挑戦して頂き、「優秀賞(Gちゃん賞)」に選ばれた5人の方へ郵送させて頂きます。詳しくは以下の記事に載っています。なおケータイからは、応募欄へのアクセスはできません。PCのご使用をお願い致します。

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文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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