2019年 2月 18日 (月)

「1円」落札の子犬も ゆがむペットブーム

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   <テレビウォッチ>家庭で飼われている犬は1300万匹。単純に計算すると5軒に1軒の割で飼われている勘定だ。このペットブームに変化が起きている。

   熾烈な価格競争のしわ寄せを犬たちがもろに受け、満足に餌ももらえず衰弱死するケースが出ているという。

販売業者が乱立

   また、安易な理由で飼育を放棄する飼い主も後が絶えず、年間10万匹が処分されている。

   「もう耐えられないワン」と吠える哀れな犬たち。これ以上増やさないためにどうしたらいいか。番組では、動物愛護団体代表の野上ふさ子が出演し、「愛犬は家族の一員」というブームの『影』の部分に光を当てた。

   ブームの中、右肩上がりで成長し今や1兆円規模にまで膨らんだペット市場。が、その市場が今ガタガタと音をたてて崩れている。

   販売業者が最近、人気のトイプードルをネットオークションのセリにかけたところ、これまでなら15万円~20万円ですぐ値が付いたのがなかなか入札者が現れず、結局4万円で落札された。

   原因は販売業者の乱立。とくに店を構える必要のないネットオークションへの新規参入が相次ぎ、その分価格を引き下げて販売することから、市場は熾烈な価格競争の様相を呈し、中には1円でセリに出された子犬もいた。

   この価格競争のしわ寄せを受けているのが犬たち。福岡県太宰府市で今2009年2月、犬の繁殖業者が摘発された。

   繁殖施設に20匹を超える犬が衰弱死しているのが見つかったという。

   この業者は40年以上にわたり犬を繁殖させてきたが、経営が行き詰まり、犬が病気になってもお構いなし。餌を満足に与えずに繁殖を繰り返し、子犬を大量に増やしていた。

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