2024年 5月 18日 (土)

3年で客2倍のホテル 「1泊2食8800円」のお得な中身

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

地元客も狙え

   福島県の芦ノ牧温泉。通常の旅行客は1泊2食付き1万円だが、『オールシーズン繁忙』を狙って平日泊まれる地元の客は7350円からとした。

   食事も、他県からの旅行客には郷土料理を、地元の泊り客には海の幸を出すようにした。その分コストが2倍以上に上がったが、商社と年間契約を結び、安く食材を仕入れている。

   キャスターの国谷裕子が「サービスは少々削っても365日同一料金でビジネスを行う。トレンドになっているのでしょうか?」と。

   この問にツーリズム・マーケティング研究所の井門隆夫主任研究員は次のように……

「最近は気兼ねのいらない仲間や家族は1泊2食1万円、あるいはそれ以下。招待する場合は3万円と、2極化がトレンドになっている。
1番苦労しているのは1万5000円ぐらいの平均的旅館。多くが法人客相手にやってきたところでその需要がパッタリなくなって1番辛い」

   もっとも、そうした苦境から脱出しようという模索も始まっている。井門主任研究員によると、どんどん細分化している客のニーズを絞り込んで営業する旅館・ホテルがでてきたという。

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