スッチー狙いオジサンに朗報 プレイボーイが報じたJAL問題
首相の脳天気さに「限界」
次々に出てくる金にまつわる疑惑。自民党時代と変わらない強行採決。小沢幹事長独裁と批判されても仕方ない政権運営。財務省の言いなりになったとわれる事業仕分け。
民主党は自民党から「自由」をとった政党なのだから、小沢独裁、批判は許さない不自由なことは仕方ないのかもしれないが、新聞はもちろんこと、週刊誌の小沢批判もどこか隔靴掻痒の感が否めない。
「『民主党は北朝鮮』勇気ある議員のつぶやきに『小沢親衛隊』恐怖の『追い込み』」(文春)、「スッパ抜き小沢一郎恐るべし! 来年7月衆参ダブル選挙へ」(現代)、「小沢一郎民主党幹事長の大漁『釣りバカ日誌』」(朝日)、「『鳩山首相12月クビ』の分裂内閣閣僚通信簿」(ポスト)
文春には、鳩山首相の優雅な3連休がグラビアで載っている。20日は、幸夫人と日本武道館で行われた「自衛隊音楽祭り」に出席。21日は、国立劇場で幸夫人と歌舞伎鑑賞。22日は米国大使館公邸で駐日大使とアメリカンフットボールの試合をテレビ観戦し、午後は、野球のプロ・アマ交流戦で始球式。
「鳩山不況」が来るといわれている最中、この脳天気さでは、国民の我慢も限界に近いのではないか。夫婦相和し、友愛あまねく広め、かくして国滅ぶか。
JAL問題も先行き不透明で、OBたちの年金を3割カットすると、社長がOBたちを集めてお願いしたが、すんなり彼らが呑むとは思えない。
JALの惨状は、女性たちの憧れである「スッチー」にも及んでいると、プレイボーイが、彼女たちにブチまけ告白させている。
「ボーナスの削られ方がハンパではありません。去年は約10%カット、今春も5%カットだったのが、とうとうこの冬はゼロ…」(マイコさん・27歳)
「私なんて月収が手取りで13万円しかない。それにパーディアム(ステイ先で宿泊するときに支給される日当)が1泊7000円で、月に10泊はするから7万円ぐらい。これでやっと20万円。安すぎます!」(キョウコさん・24歳)
スッチーといえば合コンというイメージもあるが、そこでのスッチーの商品価値も値崩れしている。だが、カネを持っているおじさんたちには、今がチャンスだというのだ。
「今、CAがモテるのは40過ぎのおじさんだけ。たぶん、CA全体がコンサバで、見た感じ『古い』作りなんでしょう。私も20代なのに、『郷に入りては郷に従え』でちょっと老けた感じにコーディネートしてるし…。だから、不倫市場での人気が高まっていますよ(笑)」
このままいけば安全面にも不安が出かねない状態である。JAL問題は、日本中の企業が抱えている様々な問題の縮図なのだ。