2024年 4月 26日 (金)

小瀬浩之選手の死亡 球団の沈黙が「語るもの」

「考え込んで…」

   近畿大野球部の榎本保監督は、「今年は岡田監督に期待されているので、頑張る、今年はやりますということだった」という。

   大学2年のときに母親を亡くし、「野球をやめたい」といったこともあったというが、すぐに立ち直った。「自分なりに納得がいかないと、考え込んでしまうところがあった」ともいうが、残された映像では、そんな風には見えない。

   遺体はきのう(2月7日)、宮古島警察から遺族に引き渡され、岡田監督、選手らが見送った。しかし、人ひとり死んでそれだけ? 野球チームってそんなものか? せめてもっと語ってやれ。詮索してやれ。それが供養じゃないのか?

   みのもんたも「若い奥様の心痛ははかりしれないものがあると思います」といったが、あとが続かない。球団の沈黙がやりきれない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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