2020年 7月 14日 (火)

「おくりびと」いないひと 孤独な日本と死の現実

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<テレビウォッチ>NHKスペシャル「無縁社会 『無縁死』3万2千人の衝撃」。孤独に死亡していき遺体の引き取り手もいない「無縁死」が増えているという話だった。

3万2000人も

   番組によるとこうした人が年間3万2000人もいるという。周辺を調べても最後まで身元が分からない人も1000人いて、「行旅死亡人」と呼ばれるそうだ。特殊清掃会社というのがあって、こうした人たちの死後の部屋の後片付けをする。お骨を陶器1個におさめて無縁仏を供養するお寺へ送りもする。寂しい話だと感じた。今の人間関係の冷たさを象徴している。

   終戦直後の話になるが、当時、戦地からの引き揚げ者情報をNHKラジオが流していた。家族や親戚、知人に再会したい、と強く望む人たちが、こういう人を捜してます、という情報を流すのだ。淡々とデータを読むだけなのだが、会いたい、という情熱が伝わってきて聞いてる方も胸を打たれたものだ。

   今の人間関係は、こうした時代とは違う方向に進んでしまっている。死後の調査で親戚が見つかっても、名字が違うから自分たちの墓にはその人を入れられない、などという人もいる。人と人の結びつきがどんどん希薄になっていると改めて実感した。

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