2024年 4月 29日 (月)

帰ってくる「仕分け」蓮舫 今度はどんな「めい言」を?

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「国の形を再構築」

   小倉「2回目の1番の狙いはなんだと考えますか?」

   蓮舫「前回もそうだったのですが、事業仕分けはムダな予算を捻出するというのを第1義的な目的にはしていません。どうして2度手間、3度手間というか、民間から見ると納得できない制度を直していきたいと思う。公益のために頑張っておられる団体もあれば、逆にこんなに天下りがおり公費が流れていて、民間でもできる仕事をされている公益法人もあり、ここは峻別したいと思っている」

   小倉「具体的目標としておカネを節約しよう、そのために人を切るとか組織をなくすとか、そこまで今回は突っ込んでいくのですか?」

   蓮舫「これは枝野大臣も言っておられるのですが、来年の今ごろはこういう仕分けはないものにしたいと。制度改正も含めて、公益法人や独立行政法人、それに連なる国の形を再構築したいと思っている。天下りが全部ダメとは言わない。有識者というか、意識が高く公益法人として結果を出しておられる法人もある。ただ、天下りの方々の待遇には一切手をつけていない公益法人もあり、ここは俎上にのぼる可能性はある」

   小倉「支持率回復のための大きなポイントになりそうですが、そういう意識を持っておられますか?」

   蓮舫「支持率回復のために仕分けをやるのであれば、事業仕分けの本来の意義は大きく損なわれる。今やりたいのは、経済が本当に厳しい中で、公益法人や独立行政法人が例外のように豊かになっていくのは国民にご納得いただけない。ここは変えていきたい」

   当初の意気込みに比べ、及び腰の印象が強くなっている事業仕分けだが、初志貫徹、ここはもうひと踏ん張りし国民の期待に応えてほしい。

文   モンブラン
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