「現場のマスコミが逮捕せよ」に異論 「もちは餅屋」では?
文春の草食男子判定法
文春の「警視庁捜査一課長西澤康雄氏(55)の不倫」も、警視庁にとってはインパクトのある記事爆弾だった。このニシさんと6年間にわたり愛人関係にあった元警視庁の女性刑事(42)が告白しているのだが、このニシさん、ノンキャリながら捜査一課長まで上り詰めた切れ者で、昨2009年の12月30日には、00年に起きた未解決事件・世田谷一家殺害事件の捜査協力を求める陣頭指揮にも立っていた。
これが掲載されることを察知したのだろう、早速、臭いものには蓋。警視庁は、発売前の3月15日付で、「不適切な行動で一課長を継続させることができなくなった」として、ニシさんを更迭してしまった。事件の現場指揮に当たる幹部が任期途中で更迭されるのは異例だと、各メディアは報じている。
「寂しき越山会の女王」佐藤昭子さんの死後、病院に小沢一郎幹事長が駆けつけて涙したという記事は、私たちの世代には見逃せない記事だ。
学習院と雅子さま「冷たい戦争」のなかで、愛子さんの不登校の原因になったと指摘された「乱暴少年」はどうなったのか。
「Aくんの両親は、『すぐに息子を転校させたい』と申し出たそうです」(新潮・皇室ジャーナリスト松崎敏弥氏)が、学習院側は、退学の申し出を認めなかったそうだ。これが大人のやり方だろう。
ちょっと趣向の変わった記事は、文春の「竹内久美子の新説」である。これは彼女の新刊「草食男子0.95の壁」(文藝春秋)の紹介記事だが、右手の人差し指と薬指の長さの比率で、草食系か肉食系かがわかるというもの。
「右の付け根の皺(薬指は2本あるが、手のひらに近い方)の左右中央から指先までの長さを測る。そして人差し指の長さを薬指の長さで割る(これを指比という)。日本人の平均は約0.95なので、値が0.95より小さければ肉食系、大きければ草食系と判断することができる」。要するに、相対的に薬指が長ければ長いほど、正しいオスなのだそうだ。
有名人のランキングでは、中村勘三郎が0.89で超肉食系。これは石田純一と同じなのだ。ちなみに私は、いや、やめておこう。