一念発起で運動はじめたけど、サボる理由見つけてズルばかり
いまはすぐタクシー乗るヨワっちい大人
あれからわずか十数年しかたっていないのに、私はなんてズルばかりしているのだろう。今、40分もかけて歩いたら電車3駅分の渋谷にある職場に到着する。これを毎日ヤレと言われるとちょっとムリ。すぐに弱音を吐いてしまう。「あ~間に合わない!」「もう疲れてダメ~!」と言って、迷わずタクシーに乗ってしまうヨワっちい大人になり下がってしまった。それでもってダイエットのためにとか、体力つけるためにとお金を出して運動したり、せっせと近所を歩きまわっている。
普段からもう少しタクシーに頼らない、電車に頼らない、己の脚力に頼った行動をすればいいだけなのに。分かっちゃいるけど大人は子供よりズルが得意になっている。
しかし、ダメダメな生活習慣でようやくウォーキングをするようになった私でも、子供の時は歩いていた。そう思うと、近所の小学生や電車でみかけるおぼっちゃまおじょうちゃま小学生は、いったいどれぐらい運動しているのだろう? 彼らを横目で見ながら、このメタボ気味なオバハンだって、あんたらと同じ頃はもっと歩いていたんだぞ! と柔弱な優越感に浸る。
それでも、子供を巻き込む犯罪が増えた時代に、まさかスクールバスには乗っていないだろうが、母校の登下校風景も変わったのかもしれない。安全も大事だが、落下傾向が続く子供の基礎体力。どちらを取るか難しいところだ。でも、きっと彼らも大人になってヒーヒー言いながら体力づくりに励むんだろうなぁ。
と偉そうなことを言っている今日は雨。「雨降りはウォーキングもお休み~!」と、ズルな大人は自分で決めたルールも守れなくなっている。
モジョっこ