2024年 5月 2日 (木)

「もう1回誘拐して」の怜南に涙MAX 最終回ダメ押しの泣きっぱなし

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最後の「12年後」いらなかったかも

   高畑淳子扮する養母にも心ひかれた。自分の娘と分け隔てなく必死に育ててきたのに、笑顔を見せてくれない奈緒。切なかったろうな。今回の事件をきっかけに、新たな関係を築けるようになるのだが、この人がどうして人の子をあずかって育てようと思ったのかすごく気になる。スピンオフで見たいくらい。

   最終回、生みの母(田中裕子)が奈緒を捨て、殺人罪で15年も服役することとなった秘密を暗示させるワンシーン。それだけで、彼女の30年の月日が走馬灯のように浮かんできた。

   母が好きだった小鳥、渡り鳥の研究に没頭していた奈緒、そして鳥かごを携えて施設へ帰っていく怜南。3人の絆がはっきり見える。だからこそ、最後の最後に見せた12年後はいらなかったかも。怜南の後姿の映像があまりにも鮮やかだっただけに、ちょっとそう思った。

   それにしても、「光とともに」「ハケンの品格」「斎藤さん」「ホタルノヒカリ」を生んだこの時間枠。冬ドラマの「曲げられない女」もダントツ面白かったし、女性必見はいまや月9ではなく水10かも。

ツキノ・ワグマ

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