2024年 5月 2日 (木)

「生きていくことがひとつの戦い」老棋士74歳の「火の玉流」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

自分なりの最善手

   しかし、ついに終焉の日を迎える。が、その対局でも粘りを発揮した有吉はこう語る。

「自分なりの最善手を尽くして、それでダメならしようがない。年がいって生きていくことがひとつの戦いだ。どうせ負けるんだからという気力のない将棋は指したくない」

   国谷裕子キャスターが「勝負に向き合って行くモチベーションを維持するカギは?」と問うと、羽生は「情熱もあるし、知りたい、発見したいという好奇心もある。それを地道に着実につづけていくことが大切だ」と、引退した老棋士の生き方を後づけた。

   番組は「生涯現役」を貫くヒントを提示してくれるが、実践はなかなか厳しい、というのは怠け者のひがめか。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中