2024年 5月 5日 (日)

女子高生へ母親暴力。通告しなかった校長「判断ミス」か「教育的役割」か

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先生と親が話し合っていない

   コラムニストの勝谷誠彦は「とくに高校生であれば、こういうケースは本来なら警察ですよ。児童相談所はワンクッションの言い訳、形だけになっている部分がある」と相変わらず厳しい発言をする。

   しかし、幼児と違い、学校としては通告が女生徒にとって一番いい方法かを考える教育的役割もある。当然、通告する前に学校としてやるべきことがあるように思う。

   テリー伊藤がそこを突いて、次のように指摘した。

「先生は親と話し合っていないんですよね。児童相談所に連絡する前に、夜に行ってもいい。受けたボールをそのまま他に投げた結果、女生徒は保護され、母親はいま一人っきり。
   この状態がベストだったかどうか分からない。皆で話をするのがナチュラルですよ。それができていない」

   司会の加藤浩次は「今回の場合、担任の先生が家庭訪問に行っていたかどうかは分からない」と言う。

   このままでは、校長だけが悪者になって終わってしまう可能性もある。この点、テレビのニュース報道は新聞報道をただ丸投げするケースが目立つ。「形だけ」の中途半端な報道より、再取材してきちっと報道しても遅くはない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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