2018年 7月 19日 (木)

海保職員ビデオ流出「義挙か愉快犯か」でワイドショー熱い論争

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<今週のワイドショー通信簿>尖閣ビデオの流出元はどうやら海上保安庁らしいということになって、今週のワイドショーは流出ルートを推測したり、映像を解説したりで始まった。「流出ルート特定には時間がかかりそう」「民間人が関係しているかもしれない」などとやっていたら、10日(2010年11月)の番組終了後に神戸海上保安部の職員が「私が流した」と名乗り出てにわかに忙しくなった。

   ただ、これを『義挙』と見るか、ことの重大さがわからない『愉快犯』と見るかで揺れた。「海保職員ビデオ投稿『ルール逸脱』か『免罪すべき』か」(テレビ朝日系スーパーモーニング)、「街の声『35対15』で『海保職員訴追するな』」(フジテレビ系とくダネ!)と、両論併記的な扱いが多かった。

   そんななかで「スパモニ」コメンテーターの作家・若一光司とジャーナリスト・鳥越俊太郎の論争が光った。若一は「『愛国無罪』に流れてはいけない」と安易に英雄視する危険を指摘。鳥越は「国民にとって意味がある」と国民が事実を知ることの方を優先すべきだと主張した。ただ、海上保安官が流した映像はもともとは海保が編集したものですべてではない。これを「国民に知る権利」に合致した「事実」といえるのかどうか微妙なところだ。また、流出させた海保職員の思惑はどこにあるのかはっきりしないが、中国に対する反発から英雄に祭り上げようという動きにも胡散臭いものを感じるという指摘が、週後半にはワイドショー以外で目立つようになった。(テレビウォッチ編集部)

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