「週刊現代」に巨額賠償命じた裁判所よ!「相撲八百長騒ぎ」どう説明するのだ
吉本興業の「圧力」で消えた「宮迫博之&松本人志」ネタ
新聞、テレビが後追いした記事が、文春に3本ある。一つは千葉県警の40代の警部に、不倫を理由に懲戒処分が下っていたという記事である。この男性は妻子持ちで、お相手はNHKの20代の美人記者。しかも県警キャップだったという。県警もNHKも文春の取材に答えなかったが、県警への情報公開請求で、県警の監察官が本部長宛に「処分伺書」を提出していたことがわかった。
もう1本は、覚せい剤で逮捕され、執行猶予中だったストリッパー・小向美奈子に「また『逮捕状』!」という記事だ。新聞は2月8日に書いたが、文春が取材し原稿を書いたのはそれ以前である。彼女が付き合っていたイラン人が密売人で、小向の名前も取り沙汰されていたようだが、昨年10月に件のイラン人たちが逮捕され、そこから事態は急転したという。
逮捕状は発行された。だが、小向の行方が杳として行方が知れないと書いている。発売後にわかったが、どうやらフィリピンに高飛び中らしい。
覚せい剤で逮捕された人間の再犯率は5割を超す。そうなると気になるのは、やはり最近本を書いて、芸能活動を再開するのではないかといわれるのりピーこと酒井法子である。彼女は、この報道を見て、何を思っているのだろう。
3本目は、NHKの「7時28分の恋人」といわれるそうだが、お天気キャスター・半井小絵(38)と、現役大リーガー「テキサス・レンジャース」の建山義紀投手(35)との「愛欲不倫6カ月」である。二人とも地味で、追いかけるメディアもなさそうだが、3本の「スクープ」は見事で、お買い得だ。
最後に、これも文春のワイドの中に気になるひと言がある。フライデーが宮迫博之&松本人志の「博多でランデブー」を撮ったが、ワイドショーもスポーツ紙もひと言も触れていないのは、吉本興業から扱わないでくれと、懇願されたからだというのだ。
よくある話ではあるが、見逃せないのは、文春の取材に吉本の広報担当者がこう答えていることだ。「各社に『そっとして置いていた頂きたい』とお願いしました」
こういう「圧力」に簡単に屈してしまうメディアって、何のために存在するのだろうか。