2024年 4月 27日 (土)

虎ノ門病院専門医「作業員被曝で提案」―聞く耳持たぬ東電

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大量被曝の移植に備えるべきだ

   では、東電側はどう受け止めているのか。番組が問い合わせに返ってきた答えは、「作業員の放射線限度は1時間当たり250ミリシーベルと定めている。いま提案を取り入れる前に、この限度を超えない範囲で管理していきたい」だった。

   これにはキャスター小倉智昭が怒った。

「想定外のことが起こるといけないから医療機関が要請しているわけで、聞く耳持たないようですね」

   2号機タービン建屋の外で見つかった汚染水は、15分もたたずに上限の250ミリシーベルトに達する高い放射線量が計測されている。それにもかかわらず、勧告を一顧だにしない東電の冷淡な態度には呆れるほかない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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