サマータイム「ユニ・チャーム」5月2日から1時間繰り上げ
2011.04.21 18:51
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切り替えコスト1000億円以上
メリットとデメリットを住環境計画研究所の中上英俊所長はこう見ている。まず、デメリットは鉄道会社や航空会社の時刻表をすべて改訂する必要があるほか、ラッシュ時間帯の渋滞を軽減するために調節している信号機の手直しも必要で、それらを含めた費用は1000億円以上という。
一方のメリットは、節電のほかは家族が触れ合う時間が増えるという副次的効果ぐらい。
本村健太郎(弁護士)「長期的にはサマータイムはいい。皆が真剣に節約を思ったのは今回が初めてと思う。これをきっかけに、毎年夏のピーク時に節電を本気で取り組むことに文句を言う人はいない。絶対やった方がいい」
おおたわ史絵(内科医)「今夏どのくらい猛暑になるか分からないが、いまみんなが持っている節電の気持ちを持ち続けていかないと…」
キャスターのテリー伊東「デメリットなど出す必要などない。やるならやるとしないと先に進まない。健康にもいいしね」
いっそのこと金がかかる夏場だけの切り替えをやめて、企業は年間通じて1時間前倒しにする8時始業にしてはどうか。各テレビ局が率先垂範して深夜放送中止などを実施すれば節電ムードはさらに盛り上がるかも…。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト