2024年 5月 3日 (金)

福島・飯舘村並み―東京の下水汚泥焼却施設周辺「放射能」

焼却処理で濃縮―どんどん増える野積みの灰

   下水処理で出た汚泥はプラントで焼却され、一部はコンクリートなどに混ぜられて再利用されている。しかし、下水には雨水が含まれており、当然、放射性物質も含まれる。それが焼却で濃縮される。5月に福島での汚染がいわれて以降、各地で高い値が測定されているが、国の指針が固まらず、コンクリート原料に出すこともできず、野積みの灰がどんどん増えている状態だ。

   中野美奈子アナ「煙突から出る煙もですか」

   小倉「働いている人は防護服を着ているの」

   笠井信輔アナ「着ているところもあります。内部はそれくらいの状態。ただ、施設の外では福島の基準値よりは低い」

   伊藤は「5月12日まではコンクリート用に出荷されていたので、コンクリートになっているだろう」という。

   小倉は「施設の近くの人もちょっと嫌だろうね」と心配するが、問題はもっと深刻だ。 焼却した灰をどうするか。どんどんたまっていくのに、政府から方針が出てこない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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