中国共産党政権揺るがす「もの申すマジョリティー」8億人
2011.08.05 18:00
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ネットパワーで「大きく歴史が転換」
「ウェイボー」で政府批判を続けている元新聞記者のハンドルネーム・五岳散人はこう話している。
「今回の事故で政府も党もネットのパワーがどれだけのものか分かったはずです。社会全体で大きな声を上げれば、中国を変えることができる。今、中国は大きな歴史の転換点に立っています」
国谷は「中国の中間層は8億人といわれ、最大のマジョリティーになっています」と指摘、加藤が「これまで中間層はサイレントマジョリティーと言われてきましたが、今やもの申すマジョリティーに変貌しつつあります。かといって、政府や共産党が強権的な態度をとれば、自分たちの政権基盤そのものが崩壊しかねない。政府や共産党中央は大きなジレンマに陥っています」
*NHKクローズアップ現代(2011年8月4日放送「『ネット反乱』の衝撃~中国鉄道事故の舞台裏」)
文・ナオジン
文
ナオジン