タイ水害・大潮ピンチ!「しょうがないねー」市民は慣れたもの
2011.10.28 11:41
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乗り込んだ奥平邦彦レポーター拍子抜け
みの「タイの人たち、パニックになってないんだね」
奥平「おおらかな国民性でしょうか。食べもの屋さんもいまある食材を使い切るといいます」
みの「水に慣れてるんだね」
気象予報士の森朗が解説した。タイはこの雨期に4つの台風に見舞われ、上流のダムの水位が最大で2倍程度になった。これを2本の川に放流したが、川の合流点の標高はわずか25メートル。海から300キロも上流だからほとんど平らだ。その間に水がたまってしまった。流れというより風呂に水がたまるように、じわじわと水位が上がる。人々はいつもの雨期より大分多いな、そういえば「初めてだ」といった受け止めなのだ。日本の水害取材のつもりで乗り込んだ奥平には戸惑いがありあり。
今回のトピックは工業団地が水没したことだった。インラック首相は「あきらめてない。全力をつくす」というが、水が引くのを待つしかない。11月には 雨期も明ける。しかし、それまでに大潮が2度来る。祈るしかない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト