巨大クマが突進してきたら…逃げるなと言われてもやっぱり怖いぞォ

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   今回も先週の「素手でヒグマに勝てるか!? 史上最強カラテ家の相手は鈍重な無気力熊」に引き続いて、動画サイトの映像をもとに、「クマと人間」についての調査を掘り下げていこう。

   不幸にして、クマさんとばったり出会ってしまったら、どうするか? 「よっクマさん、いい男だね」などとヨイショしても無駄だろう。なかには「お逃げなさい」とアドバイスしてくれるクマさんもあるようだが、諸専門家が説くところでは、クマから急いで逃げてはいけないそうだ。

   クマは、猫などと同様に目の前を逃げ出すモノを追う習性があるからだ。そもそもクマは最高時速60kmほどと足が速く、逃げ切れるものではない。そして、クマは相手の様子をうかがうために、ブラフチャージ(威嚇行動)をかけてくることがある。これに引っかかり、背を見せて逃げ出したりすれば、クマはコイツは自分より弱いのだと、自信を持ってしまい、背後から襲われることになるかもしれない。

牙むき出しのアップ!逃げ出したくなる迫力

   クマのチャージ映像をYoutube(ユーチューブ)で見てみよう。「Grizzly Brown Bear Charge, Katmai Alaska, Ursus arctos horribilis」という動画だ。

   撮影者を含む一団は川沿いにいて、川の中にいる巨大なグリズリーの後ろ姿が画面に捉えられている。じつはこの映像の前に、クマは撮影者たちを見ており、存在を認識していたそうだ。距離はおよそ数十メートルはありそうに見える。

   そのとき、クマがいきなり振り返り、牙を剥き出しにして、撮影者のほうに猛烈に突進してきた。HD画質でアップになったクマは、見ていても思わず逃げ出したくなるほどの迫力がある。だが、撮影者たちはほとんど慌てず騒がなかった。クマはおよそ十メートルあたりで何事もなかったかのように立ち止まり、視線を背けてわきを歩いていった。

   実際のところ、通常クマは人間に対してそれほど好戦的ではないという。だが、目の前のクマがもしひどく気が立っていたり、おそろしく腹が減っていたり、天性の殺人者だったりするかもしれない。万が一チャージがブラフじゃなかったら? その場合は、当探偵社としてもなかなか答えに窮するところである。

ボンド柳生

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