美空ひばり23回忌コンサート―合格点は藤井フミヤとAKB48

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「美空ひばりメモリアルコンサート だいじようぶ、日本!~空から見守る愛の歌~」(テレビ朝日)2011年11月26日21時~

   スタッフの名簿のトップに相続人の養子・加藤和也の名前が書かれ、彼が制作だけでなく演出もやったと出ていた。23回忌の記念ということは、この人、若いのに何にもしないで(失礼!)22年、財産管理だけで左団扇だったのだ。恐らく一生涯ひばりの名前の下に食ってゆくのだろうが、物足りなくはないのか。母親の影の人生で。
   絢爛豪華なライブ録画だ。11日に東京ドームで行われた現役歌手による美空ひばりへのオマージュ・コンサートである。初めの頃に登場した(ゆず)が歌った「悲しき口笛」は、北川でない方が思いっきりメロディを間違えて歌ったのでズッコケた。この人の名前は知らない。北川はアヤパンの旦那様として辛うじて知っているが。間違えて記憶しているのでなく編曲したつもりなのか。
   同じことは「愛燦燦」を歌ったEXILEのATSUSHIにも言えて、メロディラインを勝手に変えて歌うので気持ちが悪かった。自分の個性を出そうとしているのかもしれないが、カバー曲ではなくて、ひばりの追悼コンサートなのだから真っ当に作曲家のオリジナル楽譜通りで歌わんかい。その点、「一本の鉛筆」を歌った藤井フミヤはよかった。AKB48のダンスしながらの「お祭りマンボ」も合格。
   別人のように老けた雪村いづみや銀髪の中村メイコら、ひばりの生前に親交のあった連中がつけたり扱いで短く編集されていて哀れ。1人、生前録画のひばりの歌唱力を圧倒的に際立たせたのが皮肉。

(黄蘭)

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